男性保育士が多くなっている今・・活躍の場は広い
保育士は以前保母さんと呼ばれ、その時期が長かったこともあり、男性保育士の存在を何となく違和感を持って迎えている方もいると思います。
しかし男女の雇用について女性は男性の世界にも女性を!と頑張ってきた背景もあり、逆に男性にも女性職場の雇用を!ということになってもこれは当然です。
うちの園にも男性保育士がいますが、非常に役立ってくれています。
高いところのものを取る時、重いものを運ぶとき、年長さんになった子供の力を受け止めるとき、男性の力はやはり女性とは違うのです。
男性保育士さんについて保護者が不安要素を持ってみる事もあるようですが、私は女性も男性もいずれも不安要素を持っていて、変わりないと思っています。
男性保育士がいる事のメリットは高い
男性保育士が入ってきたまず思ったこと、それは災害があったときに心強い事、また防犯という意味で、女性だけの職場より男性がいるほうがずっと心強いということです。
子どもたちを保育園でお預かりしているのですから、どんなことが起きようとも子供最優先で守らなくてはなりませんが、女性だけの職場はときに犯罪の目標となることもあります。
そこに男性がいることで犯罪しにくい施設を知らしめることもできるのです。
災害が起きて子供たちをいち早く非難させるという時、男性がいればやはり女性と比べるとできることが多いと思います。
小さい子供たちは大型ベビーカーに載せて一気に避難させることになりますが、そのほかの子どもがパニックになったとき、子供を抱っこして移動するという時、男性は心強い存在となるのです。
園児保育以外に困ったなと思うこと、園外保育に行くと男性用のトイレに連れて行かなければならないこともあります。
年少さんなどは女性用のトイレでいいのですが、年長さんになると子供が女性用に入るのを嫌がり、男性用に行くことになりますが、その場合付き添いができないのです。
男性保育士がいればトイレに残っている子供がいないかのチェック、不審者がいないかどうかのチェックもできます。
最近はシングルマザーが多くなりお父さんを知らない子も多くなっているというのが現状です。
お父さんを知らない子供たちにとって、お父さん、お兄さん的存在の男性保育士は子供の精神的な安定もになってくれると期待しています。