学童保育も子育て支援

学童保育も立派な子育て支援です

保育士としての働き方は色々

保育士というと保育園で働く人というイメージがありますが、保育士の資格を保有し別のお仕事をされている方も多く、また保育施設以外で働く人も多いです。
また近頃、学童保育も多くなっているので、こうした場所にも保育士の働く場所があります。

学童保育というのは、共働きや片親のお子さんが放課後の生活を継続的に保障し、働く親御さんと子供を支援することを目的としている施設です。
家庭に代わる生活の場として提供し、お子さんが誰もいない家に一人帰宅するのではなく、学童にいることで安全の確保などを担う場所となっています。

学童保育の仕事内容とは

お子さんの健康管理と安全管理、これはとても重要なことです。
また一人一人お子さんがそれぞれに生活しやすいように考える事、援助すること、これも保育士の役割となります。
学童には年齢の違う多くのお子さんが来るので、集団の中で安定した暮らしができることを考え維持すること、遊び、活動、行事等を通じ健やかに成長するための援助、さらに家庭絵との連携なども必要となるのです。

もちろん学校や地域との関係性もうまく築くことが必要となります。
こうした学童保育で働く保育士のことを、学童保育士といいますが、保育園にいるとき同様、お子さんが生活する場で見守り、安定した毎日が送れるようにすることが主な仕事内容です。

学童保育の現状、抱えている問題とは

園長としていろいろな会議に出る事もありますが、学童保育の利用が非常に多くなり、実際に施設が間に合っていないという地域もあります。
共働き家庭は年々増え、またシングルである親御さんも多くなっていることで、お子さんが孤立する危険性を踏まえても、学童はとても意義ある施設です。

学童は生活の場という意味も持ちますが、学童保育を利用する子供が急増している状態という地域もあり、のびのび楽しく一緒に時間を過ごすと施設が窮屈で健康的に過ごせているのか?と疑問を持つようなところもあります。
また現代、学童に障害をお持ちのお子さんを行かせたいという要望も多く、この先、施設の支援を充実させることや、職員を増やすこと等が求められ、課題はとても多いのです。