これからは必要となる?英語のこと
私の働く保育園でも、保護者から「英語の教育などはないのですか?」等質問を受けることがあります。
保育園ごとにそれぞれが教育方針を持っていますが、うちの保育園の場合、英語教育などは取り入れておらず、のびのびと健やかに成長してほしいということが理念です。
ただ最近は英語に限らず、英才教育系の保育園が多くなっていることは事実で、その中でも英語に関する教育は注目されています。
プリスクールという言葉を聞いたことがある方も少なくないと思いますが、プリスクールは、外国人講師などのバイリンガル講師が英語によって保育するという施設です。
英語教育を保育の中で受けさせたいという希望をお持ちの保護者の皆さんは、プリスクールの内容をよく理解しておくことが必要となります。
プリスクールってどういうところ?
プリスクールは0歳から就学前のお子さんを対象としている保育施設ですが、通常の保育園と違いは生活の中で利用する言語がすべて英語になるという点です。
幼児英語教室などの場合、英語を学びに行くということになりますが、プリスクールの場合、英語で生活する施設となるので、英語力がよりネイティブになります。
プリスクールでは外国人講師がクラス担当となり、バイリンガル、また英語ができる日本人スタッフがサポートするシステムです。
プリスクールによって保育時間は4時間というところもあれば8時間というところもあり、延長保育があるところ、またないところもあります。
プリスクールは日常的に英会話付けになるという、海外で過ごすようなイメージがあり、今―ジョン教育が注目されているのです。
保育内容は通常の保育園と同様、もしくは教育に重点を置いているところもあります。
スポーツ、工作なども英語の中で行うので、いろいろな体験を英語を通じ習得していくという形です。
プリスクールに通うメリットとは
プリスクールに通うと保育園にいる間は言語が英語という生活になります。
耳から刺激を受ける、つまり音によって脳の神経回路の完成を見るのが2歳といわれ、脳が新しい言語の発音を自然と会得することができる臨界期と呼ばれる時期が5歳です。
この時期を逃すことなくネイティブな生活につかることで、大きくなってからでは得られることができない英語力をつけることができます。
学ぶという意識なく英語をすんなり受け入れることができるというのもプリスクールの良さです。
上手に答えらえるようにと子供が身構えたりせず、間違ってもなんでもとにかく英語で話をしようし、聞く力、考える力、話す力などが英語で身につくのは大きなことです。
これからグローバルな社会がより広がっていく中、プレスクールの存在は大きくなると思います。
どのような保育をするのか、それは保護者の方がお子さんの未来を見据えて考える事です。
ただ預かってくれる場所を探すということではなく、保護者が理想とする保育ができるところを選択してほしいと思います。